伸縮性 歩留まり改善 緩衝(キズ対策)

緩衝機能によりロス低減

概要

業界
鋼板加工
課題
コイル装着時の内径部分に装着するパーツ、柔軟性に欠くため歩留まりがあまり良くない。
解決策
U90-2.0N+TR7013Gの構成で、伸縮性・耐衝撃性を兼ね備えた仕様を提案。
備考
歩留まりが改善した。

課題の詳細

巻きの内径部分から、パーツを押し広げて材料を固定する。
パーツが直接コイルに接触しないよう、筒状のスリーブをはめ込んで使用する。
巻きが小さくなるにつれて、内側は緩くなり、径は大きくなっていく。
従来のスリーブは、伸びにくいという点に主眼を置いた構成となっており、クッション性は低く、径への追従性は高くない。

そのため、もっと内径を大きくしたくても、それ以上に大きくすることができず、折れやあたりキズ含めて、歩留まりの悪化を招いていた。

弊社からの提案

クッション性、伸縮性の機能を併せ持つ構成のスリーブを提案した。
その結果、内径の変化に追従することが可能になり、クッション性により、あたりキズの低減にもつながった。