不織布を使うメリット

弊社では、ポリエステルやポリアミドなどの繊維を、ニードルパンチ法により不織布を製造しています。多孔性・バルキー性の高さなどの構造的な特徴と、使用する繊維の特長を活かし、防振・緩衝用途など様々な場面でご使用いただけます。

また、樹脂処理加工や圧縮加工により、強度アップ、親水・撥水性など、さらに機能を付加させることが可能です。

単体として、また、ベースベルトやほかの素材と組み合わせて、様々な場面でご使用いただいております。不織布単体としてベルトとして使用できるタイプ、また、チューブ状のフェルトロールもございます。

 

不織布で解決する様々な課題

  • 製品に
    傷をつけたくない
  • ワークに付着した
    異物を取り除きたい
  • 防振や騒音
    対策を講じたい

ポバールの不織布

P45

ポリアミド素材の不織布に、ウレタン樹脂処理加工を行ったタイプです
。緩衝機能を保持しつつ、強度を増したタイプです。表面に異物が付着しても、比較的容易に取り除くことが出来ます。

PR20

ポリアミド素材の不織布に、ウレタン樹脂処理加工に加えて圧縮加工を行ったタイプです。
さらに硬度・強度を増したタイプです。

PH30EA

ポリエステル素材の不織布に、ウレタン樹脂処理加工を行ったタイプです。

メタアラミド
パラアラミド
パラアラミド・カーボン混合
パラアラミドロール
PBO/パラアラミドロール
品番 色調 構成繊維 厚み 目付(kg/㎡) 付加加工 特長や主な用途
A45-13 ポリアミド 4.9 1.3 - ポリアミド繊維独特のしなやかさが特長です。

・ソフトタイプの緩衝材
・テンションパッド

A60-14 7.0 2.0
A120-17 13.0 4.0
PH30EA ポリエステル 3.3 0.8 樹脂処理 多孔性は保持され、強度と緩衝機能を併せ持ち、単体でベルトとして使用できます。

・単体で緩衝材/ベルトとして
・他素材と組み合わせて、機能性ベルトとして

P36 ポリアミド 4.0 1.5
P45 4.9 1.9
PR20 ポリアミド 2.0 1.6 樹脂処理・圧縮加工 嵩を小さくすることで、硬度・
強度を上げており、高い負荷でも緩衝機能を発揮します。
PR30 3.0 1.9
AH100EB-04 ポリエステル 10.5 2.0 - 嵩高く、弾力性があります。

・緩衝材、テンションパッド

AH120EB-03 12.5 2.2
AH70EC-26 7.5 1.7
AH70GC-02 ポリエステル・
ポリアミド混合
7.0 1.7 圧縮加工 熱圧縮加工により、硬度・強度をアップさせています。

テンションパッド

AH70GC-58 7.0 2.3