様々なジョイント方法を紹介

スプール

抗張体を幾層にも渦巻き状に重ねてベルトを製作していくため、ジョイント部が存在しません。

これにより、1本のベルトの中での強度差が無くなり、より過酷な条件でも使用できます。

スカイブ

ベルト両端を斜めに加工し、接着でジョイントする方法です。

複数の素材で構成される仕様において、両者のジョイントを別にすることも可能です。

ステップ

ベルトの両端を、構成する抗張体の各層ごと、階段状に加工し接着でジョイントする方法です。

スカイブと比べて、より強度が得られます。

フック(金具)

ベルトの両端に金属製のフック金具を取り付け、その金具をかみ合わせた状態でピンを通してジョイントする方法です。

ジョイントを行うにあたり、大掛かりな装置等が不要で、比較的容易にベルトを装着することができます。

プラレーシング

ベルトの両端に樹脂製のフックを取り付け、それをかみ合わせた状態でピンを通してジョイントする方法です。

ジョイントを行うにあたり、大掛かりな装置等が不要で、比較的容易にベルトを装着することができます。

ZE

ベルトの両端を、手の平の四指のようにジグザグに加工し、フィルムをあて融着してジョイントする方法です。

斜めZE

上記のZEのジグザグ加工を幅方向に斜めにした形状です。

ベルト走行時における屈曲疲労の分散が期待されます。